築古賃貸 押し入れをクローゼット化するポイントを実例紹介

暮らし

こんにちは、miruです。

築年数が古めのお部屋で見かけることがある押し入れ
大きくて物がたくさん入りそうなイメージがある一方で、実際に使うとなると何をどのように収納すればよいか迷ってしまうことはないでしょうか?

私も今回初めて押し入れのある賃貸物件に住むことになり、奥行きのある大きな空間をどのように区切って使えばよいのか、かなり悩みました。

そこで今回は、私が実際に押し入れをクローゼット化する際に調べたことを踏まえて、押し入れ収納の実例を紹介します。

押し入れの全容

まず初めに、現在の我が家の押し入れはこのような見た目に落ち着いています。

いろいろ調べた結果、もともとついていたふすまは外し、カーテンを付けることにしました。

ふすまからカーテンにすることのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
・和室でもおしゃれでスッキリした印象に見えやすい
全開にできるため物の出し入れがしやすい
・完全に閉めても通気性が確保できる

デメリット
・外したふすまの収納場所に困る場合がある
・中のものが倒れたり崩れたりして部屋に飛び出してくる危険がある

押し入れのすぐそばで過ごすことが多い場合は安全を確保できるか慎重に検討すべきかと思いますが、それさえクリアできれば得られるメリットのほうが大きいかなと感じています。

また、外したふすまは押し入れの中に入れたかったのですが我が家は入らなかったため、自己責任でダイニングに設置した突っ張り棚の後ろに隠しました。

ちなみにカーテンは、太めの突っ張り棒を渡して布を吊り下げるだけの簡易的なものです。
耐荷重約4kgの突っ張り棒を使用していますが、今のところ落ちてくることもなく、快適に使用できています。

布は少し長かったので折って挟んでいます

押し入れ収納のポイント

さて、本題の収納アイデアについてです。
今回は、押し入れに主に洋服類を収納し、クローゼットのように使うことが目的です。

調べる中で、一番のポイントは中段・下段を”奥””手前”に分けて考えることだと学びました。

最初にまとめておくと、我が家の押し入れは上段・中段・下段をざっくり以下のように分けて収納しています。

・上段:本、書類、予備のタオルなど
・中段:洋服、アクセサリーなど
・下段:洋服、季節ものの服、とっておきたい空箱など

それぞれの段について、奥と手前をどのように使っているか紹介します。

上段

上段は、めったに使わないものや高さが必要ないものを収納するスペースにしています。
具体的には本や書類、予備のタオルなどを置いています。

本来は布団などの軽いものを収納するスペースかと思いますが、我が家では来客用布団を別室のクローゼットに収納しているため、多少の重量は覚悟のうえで本や書類を置くことにしました。

書類って1枚は軽いのに量があるとかなりの重さになりますよね。。。

なお上段に関しては届きにくく奥行きもあまりないため、奥・手前と分けず、手前側に物が揃うようにして取りやすさを意識しています。

中段

中段には、トップス・アウターやアクセサリーなど、よく使う洋服類を収納しています。

左手前に押し入れ用のハンガーラックを設置し、手前はハンガーをかけられるスペース、その奥はオフシーズンの洋服やかばんをしまうスペースとしています。

真ん中と右側はカラーボックスと衣装ケースを奥の壁に沿って設置し、手前には何も置かないようにしています。
引き出しを開けるスペースの確保はもちろんですが、カラーボックス前も広く開けることで、洗濯物やかばんの一時置き場として利用できるため重宝しています。

下段

下段には、洋服(ボトムス)と水着などの季節もの、引っ越し用にとっておきたい専用の空箱(3Dプリンターやガラス製品などの箱)を収納しています。

水着などの季節ものや空箱はほとんど出番がないため奥に収納し、その手前にスラックスハンガーやカラーボックスを配置しています。

ちなみに洋服を中段にまとめずボトムスだけ下段に置いたのは、キャスターつきのスラックスハンガーを購入し引き出せるようにしたかったからです。
ただぎりぎり入ると思って買ったスラックスハンガーが実際キャスターを付けると高さオーバーになってしまい、結局キャスターを外して直置きで使っています…。

ただただ私の計測ミスです。。。
みなさんもぎりぎりを攻める場合はご注意くださいね…!

その他のちょっとした工夫

我が家では押し入れ収納をより快適にするために、現状以下2つの工夫をしてみています。

・中段にデスクライトを上向きにして設置
・中段のよく見える場所に置時計を設置

実際に押し入れを使ってみて、奥行きがあるがゆえに明かりが届きにくく見えづらいと感じることがあり、使っていないデスクライトを押し入れの中に設置しました。
上向きに照らすことで全体的に明るくすることができますし、もともとデスクに置く物でサイズ感も小さめなのでちょうどよかったと感じています。

また、私は朝の支度の際についのんびり洋服やアクセサリーを選んでしまうタイプなので、それらをしまっている場所に時計を置くことにしました。
壁掛け時計やスマホを確認せずとも常に時間が目に入るので、緊張感をもって支度するようになりました(笑)

まとめ

今回は我が家の押し入れ収納のポイントについてお話ししました。

がらんとした大きな空間をクローゼットのように使うとなると一見難しく感じますが、段ごとに置くものを決めて奥・手前と分けて考えるようにすると、かなり収納のイメージがつきやすくなるのではないでしょうか。

私自身、賃貸物件では初の和室でまだまだ試行錯誤中ですが、少しでも参考になるところがあれば幸いです。

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