【3Dプリント作品紹介 #2】植木鉢

ハンドメイド

こんにちは、miruです。

2024年秋に3DプリンターBambu Lab A1 miniを我が家に迎えてから、心ときめくオリジナル雑貨を作るべく、日々3DCG”Blender”を勉強しています。
このシリーズでは、3Dプリンター初心者の私が作る雑貨について記録していきます。

今回は、私が3Dプリンターを意識するきっかけにもなった3Dプリント鉢作りに挑戦しました!

Instagramでも投稿を始めました!よければぜひご覧ください☻

作品制作のポイント

3Dプリント鉢の制作にあたり意識したポイントは以下の3つ。

・鉢の大きさや厚みが適切であること
・排水性が高いこと
・サポート(印刷時に形を保つために一緒に刷られる支え)がなくても印刷できること

大きさに関しては、実際に我が家の観葉植物を植え替えることを想定して、3号(直径約9cm)サイズになるよう調整しました。

また植木鉢を作るうえで譲れなかったのが排水性の高さ
植物を集め始めてから水が抜けやすい構造の重要性を痛感していたので、ここだけは妥協したくないポイントでした。

ただ、排水性・通気性抜群で有名(?)な3Dプリント鉢独特の構造である「ジャイロイド構造」にも挑戦したのですが、スライサー”Bambu Studio”の知識が足りず、今回は断念しました…。
ジャイロイド鉢もいずれ再チャレンジしてみたいと思っています。

植木鉢紹介

網付き受け皿タイプ

最初に作ったのはシンプルな植木鉢+受け皿のタイプでした。

植木鉢は底一面に丸い穴をたくさん開け、水の流れる道を確保しています。
また流れ出た水が受け皿にたまっても通気性が確保されるよう、受け皿の中に網を置いて使うようにパーツを追加しました。

植木鉢、受け皿のほかに網を用意(四角いパーツ)
受け皿内に網を置いて通気性を確保します

まだ植え付けてはいないのですが、植物を入れるとこのような見た目になります。
ちなみに画像の植物は小さなグラキリス実生です。

植物を植え付けたイメージ

鉢底が取れるタイプ

2つめはより排水性・通気性を高められるように試行錯誤しました。

受け皿は網を置くのではなく、受け皿自体に突起をつけることで段差を設け通気性を確保

植木鉢本体は、鉢底の穴に加えて側面にもスリットを入れることでさらに空気や光が通るようにしました。
さらに鉢底を別パーツにして取れるようにしたことで、植え替え時に植物を引っ張らずとも、下から押し上げれば簡単に取り出すことができるようにしました。

受け皿。突起の上に植木鉢を乗せます
鉢を上から見た図。側面のスリットと鉢底が取れる仕様が特徴です
鉢底をセットした様子。鉢底に段差ができるため通気性も◎

通気性・排水性の良さと植え替えのしやすさを叶えたうえで、さらにこの構造であれば印刷時にサポート(印刷時に形を保つために一緒に刷られる支え)がなくても印刷することができ、印刷材料が少なくて済むという嬉しいメリットもあります。

個人的にかなり満足な形ができたため、今後はこのタイプを基本に改良しつつ、さまざまな形・カラーの植木鉢を作っていきたいと考えています!

まとめ

今回は3Dプリント作品第二弾として、観葉植物の植木鉢について紹介しました。

実際に植物を育ててみて得た気づきを作品に反映させることができ、改めて自分で作り出すことの面白さを実感できる回となりました。
とはいえまだ基本的な形の鉢しか作れていないため、これからもっとステキな形を考えていきたいと思います。

以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました