こんにちは、miruです。
あっという間に2月も半ばを迎え、温暖な地域に住んでいるとはいえ風の冷たさに凍える毎日です。
植物たちのことを考えても、あたたかな春の訪れが待ち遠しいですね。
今回は植物紹介第3弾として、我が家唯一の大型植物であるドラセナ・コンパクタをご紹介します。
ドラセナ・コンパクタについて
園芸店を巡っているとよく見かけるドラセナ。
中でもコンパクタはその名の通りコンパクトにまとまる品種で、成長が遅く樹形を保ちやすいためお部屋の広さを選ばない点で人気があります。
ドラセナ・コンパクタは、以下のような特徴をもつ植物です。
・リュウゼツラン科ドラセナ属
・春~秋にかけて成長し、冬は休眠する
・熱帯アフリカなど熱帯地方が原産
・1年中暖かく雨季と乾季がある熱帯雨林気候で生きる植物
・成長が遅くコンパクトな樹形でまっすぐ上に伸びる
・家庭で育てる場合、暖かい室内の明るい日陰に置き、成長期は水をたっぷり与える
比較的耐陰性が高く室内での管理が適している一方で、真夏の直射日光に当てると葉焼けしやすいため注意が必要です。
成長の記録
出会いは町のお花屋さん
ドラセナ・コンパクタとは、まだ全く植物の知識がなかった頃に当時住んでいた町のお花屋さんで出会いました。
大型の観葉植物も多く取り扱っていたお店で、まだ肌寒い早春の店先で力強く葉を広げていた姿に一目ぼれ。
直感で選んで母に結婚祝いとして買ってもらった、思い出深い大切な存在です。

ドラセナ・コンパクタはテーブルに置けるような小さなサイズでも売られていますが、私がお迎えしたこの鉢は当時から150cmを超える高さがありました。
深い緑の艶やかな葉がスタイリッシュで、かっこいい雰囲気のお部屋によく似合うなと思っています。
2022年冬、遠距離の引っ越しで凍傷に…
まだ植物に関する知識が乏しかった2022年、なんの防寒対策もせず真冬の引っ越しトラックに載せて長距離輸送したところ、多くの葉が真っ黒になり焼けたようになってしまいました。
慌てて調べると、寒さに当たって凍傷になってしまったようでした。
このまま枯れたらどうしよう…ととても不安でしたが、暖房の効いた室内に置き数か月様子を見ていると、無事に新しい葉が出てきました。
凍傷で黒くなった葉は枯れてしまいましたが、木自体はしっかりと生きてくれていました。
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大ピンチでしたが植物の生命力の強さに救われました…!
と同時に、二度と凍傷を負わせないと植物について学ぶきっかけにもなりました。
なお、冬の引っ越し対策については以下の記事にまとめていますので、良ければご覧くださいませ。
2024年の様子
凍傷を乗り越え順調に新しい葉を増やしていたドラセナでしたが、2番目に背の高かった枝がいつの間にか枯れてしまっており、泣く泣く根元から切断することに…。
よく葉を落とすなあとは思っていましたが異変に気付かず、手遅れになってしまいました。
原因についても結局わからずじまいです。
幸い他の枝は何事もなく元気ですが、この件以降は枝がスカスカになっていないか定期的に触って確認しています。

2025年2月、現在の様子
再びの冬の引っ越しを経て、現在は日当たりのいい窓際に置いて管理しています。
凍傷の名残で一部が枯れている葉は現在もありますが、今のところは元気に育ってくれています。

ただ、購入当時から植え替えをしていないのもあって土がかなり固くなっており水を吸わないような感じがしているため、春が来たら植え替えをしたいと思っています。
まとめ
今回は植物紹介として、ドラセナ・コンパクタをご紹介しました。
私の知識不足のせいで様々なトラブルにあいながらも、我が家のシンボルとして力強い姿を見せてくれているドラセナ。
その生命力の強さ、初心者にとっての育てやすさもおわかりいただけたのではないでしょうか。
ドラセナ購入を検討する際、少しでも参考になるところがあったら幸いです。