【3Dプリント作品紹介 #1】プランツネームタグ

ハンドメイド

こんにちは、miruです。
3DプリンターBambu Lab A1 miniを購入して2か月、まったくの初心者ながら、3DCG”Blender”を勉強しオリジナル雑貨作りを始めました。

仕事をしながらの勉強・制作のため進捗はゆっくりですが、作品と成長過程を残したいと思い、3Dプリント作品紹介シリーズとして書き留めることにしました。

今回は、初めて作った観葉植物のネームタグについてご紹介します。

作品制作のポイント

何も知識がない状態で最初に実行してよかったと思うことは、作品の構想や制作の前に、Blender初心者に向けた参考書を1冊購入して基本機能と用語の学習を徹底したことです。

ごく当たり前のことではありますが、制作意欲が先行すると、できることを把握する前にやりたいことが膨らみ、制作に対するハードルが上がってしまうことも考えられます。
そうならないために、まずはツールと仲良くなること、何ができるのかを知ることを大切にしました。

書籍で体系的に基礎知識を取り入れたおかげで、ネットの少し難しい情報も、やりたいことに対する補完情報としてほとんどつまずくことなく利用することができています。

プランツネームタグ紹介

観葉植物のネームタグを最初の作品に選んだ理由は主に以下の2点。

  • ある程度平面のため初心者でも設計しやすい
  • 作品を印刷する際の材料となるフィラメントの量が少量で済むため、失敗しても安心

この2点を踏まえ、スタンダードなタイプからあったらいいなと思うものまで、4種類の作成に挑戦しました。

ノーマルタイプ

まずはよく見る形のネームタグから。
何度か失敗しながら最初にこれを作ることで、タグの長さや厚さなどのサイズ感を把握しました。
文字は設計技術がなく彫るのが難しかったため、上に重ねる形で浮き出すように作りました。

植物と合わせたイメージがこちら。
タグ自体をクリアな素材にしたことで、厚みがあっても光が透けて圧迫感を軽減できました。

着せ替えタイプ

続いてタグを使いまわせたら便利かなと思い作ったのが着せ替えタイプ。
一部をくりぬき窓を作り、上部から文字を印刷したOHPフィルムを差し込む形にしました。

上からフィルムを抜き差しできます

ただこちらには大きな欠点が…。
なんと私が使ったOHPフィルム、水に濡れると文字が消えてしまうものでした!
(水濡れNGと注意書きもあったのに、完全に私の見落としミスです…)

そこで着せ替えはできなくなりますが、窓と差込口をレジンでふさぐことにしました。

レジンでふさいだ後の様子。クリアな壁ができました

本末転倒な結果になってしまいましたが、これはこれで綺麗なのでOKとしました(笑)
フィルム作成にひと手間かかりますが、好きなフォントを使えるところも利点かなと思います。

着せ替えとして使う場合はフィルムを水に強い素材にすることが必須ですね。。

キーホルダータイプ

夫からの要望が強かったキーホルダータイプ。
土に差し込む部分を細くできるため、植物の根を傷つけにくいところが利点です。

こちらも文字は浮き出すように作っています

実際に差してみるとこのような見た目に。
植物に合わせてタグ部分の形を変えてみても楽しそうです。

ひっかけタイプ

最後にプランターのふちにひっかけるタイプを制作しました。
もはや土に差すことがないため、根を守る意味では一番優しいですね。
ただし、使える鉢が限定されてしまうことがデメリットです。

今回はプレステラにぴったり合う幅で制作しました

ちなみに上の画像の「ぐねはか」は我が家でのこの子の呼び名です。我が家のオアハカの中で鋸歯が最もぐねぐねしているのでそう呼んでいます。
好きな名前のタグを作れるところもオリジナル作品のよいところですね…!

まとめ

今回は3Dプリント作品第一弾として、自作のプランツネームタグについて紹介しました。

このタグ制作を通して、まったくの初心者でも、基礎知識と少しのアイデアで意外といろいろなものが作れるんだなと実感しています。

一見難しそうな3Dプリントですが初心者でも挑戦可能なことや、3Dプリンターの具体的な活用イメージが伝わっていたら幸いです。

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