こんにちは、miruです。
なんだかんだで2~3年に1度の引っ越しを繰り返している私ですが、FIREを目指して家賃を下げるため近々引っ越すことになり、先日新居となる賃貸物件の内見に行ってきました。
新しい住処を探すのはいつでもわくわくしますが、実際に物件を見に行ってみるとなんとなく好きかどうかで見てしまい、様々な観点から比較できていないと感じることはないでしょうか?
今回は、引っ越しを繰り返す私が賃貸内見時に注意して見ているポイントについてお話しします。
「なんとなくよさそう」と感覚で物件を決めてしまうことが多かった私ですが、
ポイントを意識するようになって、客観的に物件を比べて納得の選択ができるようになりました!
内見の予約をする際に気にしていること
まずはじめに、内見をするには不動産屋さんに予約を入れることが必要ですよね。
私は基本的に、以下の手順で予約まで進めています。
アプリやネットで気になる物件をピックアップ
→内見日が決まったら、気になる物件を扱う不動産屋さんに空き状況を問い合わせ(3社ほど)
→空き状況のやりとり中に希望の条件を伝え、ほかの物件も探していただく
このやりとりのなかで気にしているのは以下の2点。
- やりとりがスムーズに行えるか
- 信頼できそうか
例えば問い合わせてから何日も返信がなかったり、お伝えした希望条件(現実的な条件であることが前提です!)とはかけ離れた物件を紹介されたりすると、なんとなく心配になって予約まで行きつかないことが多いです。
このあたりはかなり直感にはなってきますが、上記2点が問題なく安心してやりとりできると判断した不動産屋さんに、実際に内見予約を入れさせていただくようにしています。
内見時に確認すべきポイント一覧
度重なる引っ越しでいろいろと調べるなかで、内見時に確認すべきだと思うポイントを私なりにリスト化しました。先日の内見でも、実際にこのリストに沿ってチェックしてきました。
ぜひテンプレートとしてメモ帳などにコピー&ペーストしてご利用ください。
ー共用部ー
・共用部分がきれいか
・掲示板にどんな注意書きがあるか:夜の騒音、ごみ捨てのマナーなど
ーお部屋ー
・防音性:壁の厚さはどうか(壁をコンコンしたり、耳を当てたりして確認)
・日当たり:部屋の向きに気をつけて明るさを確認
・におい:たばこのにおいがしないか、水回りの嫌なにおいがしないか
・湿気:浴室、クローゼット、下駄箱の湿気や窓の結露はないか
・通信環境:スマホを使って電波が弱いと感じないか
・手持ちの家具や家電が置けるか(特に洗濯機、冷蔵庫)
・コンセントの位置の確認(特にテレビ)
・ドアや窓がスムーズに動くか
・壁紙や床の汚れや傷は許容範囲か
・ベランダの様子:登ってこれそうか
ー周辺環境ー
・治安:街灯の有無、交番の有無
・暮らしに必要な施設があるか:スーパー、コンビニ、病院など
・騒音となりそうな施設があるか:車の出入り、こどもの声、居酒屋など
・煙やにおいのもととなる施設があるか:飲食店、工場など
ーその他注意点ー
・可能なら夜の状況も確認する
・即決せず、持ち帰って1日考える
・家賃は2年間のトータルコストで考える(敷金礼金、仲介手数料、保険料等含め)
・窓のサイズ、部屋の細かな寸法を確認
共用部
マンションやアパートの場合、出入り口付近の掲示板を確認するとその物件で何が起こっているかわかることがあります。
例えば壁が薄めの物件だと「夜間の生活音に注意してください」とか、ペット可の物件だと「ペットによる共用部の汚れが目立つため飼育ルールを徹底してください」とか。
自分の生活スタイルとは合わない注意書きがある場合は大きな判断材料になりそうです。
お部屋
お部屋に関しては何を重視するかでも変わってくるかと思いますが、私はにおいと湿気、手持ちの洗濯機が置けるかだけは優先条件に関わらず必ず確認するようにしています。
また、意外と見落としがちなコンセント位置についても、ネットの物件画像には写っていないことがあるため優先的にメモするようにしています。入居前に家具の配置を考えるのに役立ちます。
周辺環境
事前にマップで確認することもできますが、実際に内見に向かう際に町の様子を観察し、不安な点がないかを確認しておくと安心です。
またその土地に詳しい不動産屋さんに案内していただく場合は、治安について聞いてみると有益な情報をいただけることもあります。
その他注意点
内見時の確認ポイントではないですが、意識しておきたいポイントをまとめています。
特に夜の状況は日中の内見時にはわからないため、可能であれば確認しておきたい項目です。
私は時間が許せば、その日の内見ではいったん持ち帰って検討とし、個人的に夜に候補物件のある町を訪れて歩き回ってみるようにしています。
ポイントをふまえた物件選び
私の場合、今回の物件選びの優先度は以下でした。
治安>家賃>建物構造>駅徒歩>築年数
FIREを目指していることもあり家賃を今より下げることが今回の一番の目的でしたが、安心して暮らすため何よりも治安を重視したいと思い、この優先度にしています。
建物構造は、具体的には鉄筋コンクリート、1LDK以上、2階以上を希望していました。
リモートワークがメインであることや2人暮らしであること、防犯や湿気対策を考えての条件でした。
この優先度に合致し、かつ内見リストの項目も問題ない物件が2つありかなり迷いましたが、最終的に2年間のトータルコストが安く、手持ち家具の配置が想像しやすいお部屋に決定しました。
確認するポイントをリスト化していたことで、迷った際にも感覚ではなく明確な理由をもって、納得のいく選択をすることができました。
まとめ
今回は賃貸の内見時に確認しておきたいポイントについてお話ししました。
一度決めると長いお付き合いになるからこそ、慎重に選びたい賃貸物件。
具体的な確認ポイントをリスト化することで、重視したい点が整理できたり、迷った時に客観的に比較するための材料になったりすることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
引っ越しを繰り返すなかでブラッシュアップされてきたこの内見リストが、少しでも後悔のないお部屋探しの手助けになれば幸いです。