こんにちは、miruです。
突然の退職から数か月、失業手当をいただきながらこれからの生き方について考えてきました。
大学卒業以来正社員として働き続け、それ以外の働き方についてはほとんど知識のない私。
退職当初、これまで通り正社員としてすぐに転職することも考えましたが、バリスタFIREを考える良いタイミングだと思い、雇用形態についてじっくり検討する時間をとることにした経緯があります。
そこで今回は、”正社員以外の働き方”についていろいろ調べたことをまとめてみました。
私たち夫婦が目指すFIREについては以下の記事にまとめています。
結婚3年目、共働き夫婦が目指すFIREの形
さまざまな働き方の特徴
今回、正社員以外の働き方として、実際に次のキャリアとして候補に上がった契約社員・派遣社員・パートの3つを調べました。
契約社員
契約社員とは、正社員と同様に雇用主から直接雇用されるが、雇用期間に定めがある有期雇用契約を結んでいる社員のことです。
嘱託職員や準社員、非常勤などさまざまな呼び方があるようです。
特徴としては、以下のようなことが挙げられます。
・雇用主と直接契約
・契約時点で働く期間が決まっている
・正社員に比べて仕事内容や責任範囲が限定的
・正社員と同様にフルタイムで働くのが一般的
・転勤・異動は原則なし
・契約内容にもよるが、社会保険加入の条件は満たしていることが多そう
・副業をしてよいかどうかは雇用先の就業規則による
契約内容にもよるものの、今回調べた中では最も正社員に近い雇用形態といえそうです。
派遣社員
派遣社員とは、派遣会社に雇用され、企業に派遣されて働く人のことを指します。
特徴としては、以下のようなことが挙げられます。
・派遣会社と契約し、企業に派遣される
・雇用期間を定める場合・定めない場合どちらもある
・正社員に比べて仕事内容や責任範囲が限定的
・フルタイムの案件も短時間の案件もある
・時給制
・条件を満たせば社会保険に加入できる
・副業をしてよいかどうかは派遣先の就業規則による
今回調べた中で唯一、雇用主と直接契約しない雇用形態です。
案件によって雇用期間や勤務時間もさまざまなようですが、派遣会社の担当の方と相談しながら決めていけるところが強みといえそうです。
パート
パートとは、正社員と同様に雇用主から直接雇用されるが、正社員と比べて労働時間が短い働き方のことです。
特徴としては、以下のようなことが挙げられます。
・雇用主と直接契約
・雇用期間を定める場合・定めない場合どちらもある
・正社員の指示のもと、限定的な範囲で働くのが一般的
・勤務時間を比較的柔軟に決められる
・時給制
・条件を満たせば社会保険に加入できる
・雇用先の規則によるが、副業はOKの場合が多い
契約社員・派遣社員と比べると、勤務時間を柔軟に調整できるところが一番のメリットといえそうです。
契約社員・派遣社員・パートのどれを選択するか
調べた内容を「仕事内容・責任の範囲」「お給料」「労働時間」の3つの観点で見ると、実際には契約内容により異なることを承知の上で、ざっくり以下のイメージで捉えられるかなと思います。
仕事内容・責任の範囲
狭い …… パート < 派遣社員 < 契約社員 (< 正社員) …… 広い
お給料
低い …… パート < 派遣社員 < 契約社員 (< 正社員) …… 高い
労働時間
短い …… パート < 派遣社員 < 契約社員 (< 正社員) …… 長い
私が目標としているバリスタFIREといえば資産収入+パートタイム労働の形で説明されることが多いですが、こうして比較すると、正社員からいきなりパートに変更するのはお給料の面でかなり勇気がいります…。
そこで現在は、バリスタFIREの前段階として、仕事内容・お給料・労働時間すべてにおいてバランスをとりやすそうな派遣社員として働くことを検討しています。
派遣でフルタイムよりは若干労働時間を短くするのが理想ですが、正社員時代は残業も多かったので、残業が減るだけでもかなりメリットが大きいと思っています…!
まとめ
今回は契約社員・派遣社員・パートの働き方の特徴についてお話ししました。
3つの働き方の特徴を簡潔にまとめると以下の通りです。
・契約社員
働き方は正社員に近いが、雇用期間が定められており、仕事の範囲も限定される
・派遣社員
派遣会社に雇用され、企業に派遣される形態。雇用期間や勤務時間は案件によりさまざま
・パート
正社員より短い時間で働く。勤務時間を柔軟に調整できることが強み
私自身、今まで当然のように正社員で働き続けるものだと思ってきましたが、今回の検討を通して、「正社員」はあくまで雇用形態の1つであって、とらわれすぎずに自分に合う働き方を選んでよいのだと認識することができました。
現在私はバリスタFIREに向けて次のキャリアを正社員以外で検討しているため、引き続き転職活動の進め方や実状などを記録していきたいと思います。
私と同じように働き方を広く検討されているみなさまのご参考になれば幸いです。