FIREへ向けて家計を見直し!ポイントを押さえた予算の組み方を実例紹介

FIRE

こんにちは、miruです。
夫婦2人暮らしでFIREを目指す我が家ですが、この度引っ越しを機に家計を見直しました。

今までも家計簿はつけていたものの、扱いに困っていたのが年払いの保険料や家電の買い替え費用など、不定期で一気に出ていくお金。
予定外の出費があると当然その月の予算は超えてしまうのですが、「これがなければ大体予算内だよね!」となんとなくで終わらせてしまい、正しい収支が見えず改善しづらい状態になっていました。

なんともお恥ずかしい話ですが、実は同じような経験がある、という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか…?

そこで今回は、きちんと成果が目に見える家計簿を作るポイントについて、実際に私が組み直した予算を例にご紹介します。

アラサー2人暮らし夫婦、我が家のお財布事情

家計を組み直すにあたり、はじめに我が家のお財布事情を整理しておきます。

我が家は結婚当初からつい最近まで夫婦共働きで収入にもほとんど差がなかったため、生活費は完全折半にしてやりくりしています。

現在は妻の私が退職し絶賛お仕事探し中です…が、今のところ生活費折半のルールは変えていません。

具体的には、生活費用の口座を1つ作り、それぞれお給料日に月の予算の半分をその口座に振り込み、生活費はすべてその口座から出すという形をとっています。
残りのお給料はそれぞれのお小遣いとして、お互い干渉せず自由に使っています。

今回組み直す家計簿は、上記のうちの生活費を対象としています。

家計簿の項目選定のポイント

月の収支が予定外の出費に振り回されないようにするために大切なのが、固定費・変動費をそれぞれ「月払い」「年払い」に分けて考えること。

「月払い」は家賃や食費など、基本的に毎月費用が発生するものを入れます。
一方で「年払い」には、まさに私が扱いに困っていた年払いの保険料や家電の買い替え費用など、毎月はかからないけれど大きな出費になるものを当てはめます。

定義だけではイメージしづらいと思いますので、実際に何の項目が何にあたるのか、以下に我が家の家計簿で設定した項目を詳しく紹介します。

固定費(月払い)に入れる項目

毎月一定でかかる費用はこの枠に入ります。
具体的には以下の項目を設定しています。

・家賃
・水道光熱費
・通信費(インターネット)

こちらはどの家計簿にもあるような一般的な項目なので、イメージもしやすいかと思います。
ちなみに通信費の中で、携帯代・サブスク代は各自のお小遣いから出すため、我が家の生活費としては対象外にしています。

変動費(月払い)に入れる項目

毎月出費があるが金額が変動する項目はこの枠に入ります。
具体的には以下の項目を設定しています。

・食費
・日用品
・交際費

こちらも家計簿でよく見る一般的な項目ですね。

FIREのためのプチ節約術として、いろいろ調べた結果、我が家では食費を「食費(スーパー)」「食費(コンビニ)」「食費(外食)」の3つに分けて集計するようにしてみています。コンビニと外食はつい利用してしまいますが浪費ポイントでもあるので、可視化することで節約意識を高められるということです!

固定費(年払い)に入れる項目

年に1回など毎月の出費ではないが、支払う金額が決まっている項目をここに入れます。
具体的には以下の項目を設定しています。

・住居の火災保険料
・住居のサポート費用

我が家の場合、住居の火災保険とサポートの費用を2年に1回支払う必要があります。
そのため、ぞれぞれの支払額を24か月で割った月額分を毎月貯金し、積み立てるようにしています。

変動費(年払い)に入れる項目

不定期かつ金額も予測できない、予定外の出費をここに入れます。
予定外なので項目内容はその時々ですが、以下のような出費が当てはまるかと思っています。

・家具家電の買い替えや修理代
・引っ越し費用

いつどれだけ必要になるか不明なので難しいですが、毎月一定額を貯金し、いざという時のために積み立てるようにしています。

成果が見える家計を組む

上記のポイントを踏まえて完成した我が家の家計簿がこちらです。

項目区分予算備考
家賃固定費(月)\69,000
水道光熱費固定費(月)\15,000
インターネット固定費(月)\836
食費変動費(月)\45,000
日用品変動費(月)\5,000
交際費変動費(月)\10,000
住居の火災保険料
(積み立て)
固定費(年)\8342年に1回特別費として支払い
住居のサポート費用
(積み立て)
固定費(年)\8252年に1回特別費として支払い
予定外の出費
(積み立て)
変動費(年)\10,000何かあったら特別費として支払い

少しわかりにくいのですが、年払いの費用は毎月の貯金という形で月の予算に組み込んでおき、いざ払う時が来たら「特別費」として支出の記録をした後貯金から補填する仕組みです。

特別費は貯金から補填するので月の予算に影響はなく、家計簿も特別費を除外して集計すれば通常どおり実績が可視化できるという考えです。
まだ試行錯誤中ですので、この仕組みで管理が難しければ別の方法を考えようと思っています。

なお我が家の家計簿は、私自身が管理しやすいようにできるだけ簡略化しています。人によって最適な項目は変わってくると思いますので、1つの例として見ていただければ幸いです。

まとめ

今回は、成果が目に見える家計簿づくりのポイントについてお話ししました。
重要なポイントは以下の2点でした。

  • 固定費・変動費をそれぞれ「月払い」「年払い」に分けて考える
  • 年払いの項目は毎月定額貯金で積み立てておくことで、支払い月の支出に影響が出ないようにする

今回家計を見直すにあたっていろいろ調べていると、私は毎月の予算を「月払い」の項目のみで組み立てていたために、「年払い」の出費のやり場がなく収支が見えづらくなっていたのだと気づきました。

2025年は上記の予算で家計管理し、項目・金額ともに改善点を洗い出して来年以降につなげていこうと思います。毎月の実績もこのブログに記録していきたいと思っています。

いち家庭の例にはなりますが、ご参考になるところがあったらうれしいです。

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